【保存食作り】梅40kgをどう使う?ガラス瓶&甕で仕込む我が家の梅しごと実践レポ

手作り

今年は梅が大豊作!
昨年は不作だったので、今年の恵みに感謝です🌿

収穫した梅はなんと40kg以上。
今年は、ガラス容器と甕(かめ)という、
昔ながらの道具を使って“本気の梅しごと”をしています。

実家の母と姉と私で分けっこして、いざ梅仕事開始!

剪定している大きな梅の木
剪定している大きな梅の木
たっぷり実った青梅を収穫してコンテナいっぱいに詰めた初夏の風景
今年はこんなに採れた

梅の収穫と仕分け

剪定してある実家の梅と、放置されていた梅畑の小梅。
自然のままに育った梅を、丁寧に仕分け。

この作業が実は一番大切。
家族と一緒に「使える」「やや微妙」「虫食い」などに分類していきます。


カリカリ梅:ガラス瓶で

カリカリ梅はガラス容器で4kg分を仕込みました。

まず塩水につけて2日置きます。

するとこんな感じに。

ここですでに梅のいい香りが!

カリカリ梅の下ごしらえ
青梅を塩水に一晩漬ける

一昨年はラクをしようと、というか、大変すぎて種付きのままカリカリ梅に挑戦したのですが、

全然美味しくなかった…

なので今年は頑張って全て四つ割りにして種を取りました!

作業すること夫と2人で2時間半…手も痛い、首も痛い、眠いという状況でしたがなんとか終えた…

カリカリ梅にするために一生懸命よつわりに

すごく大変だった・・・


あとはこれを水に一晩さらし、

水気を切り、ガラス瓶に入れ替えて砂糖と塩を混ぜたものと酢を入れ、たまごの殻を入れて2週間おけば完成。

好みで赤シソをもんだものを入れてもOK。

ガラス容器の中で漬かっていくカリカリ梅、シワのない仕上がりにワクワク
緑と赤の2種類をつくりました

ガラス瓶のおかげで、匂い移りもなく清潔。

ホーロー容器もいいけど、ガラス塗装が傷付くとそこからサビが発生するのでちょっと扱いが難しそうだし、

中が見えて楽しいのでガラス容器おすすめです!


梅シロップ:瓶の中での変化が楽しい

青梅と氷砂糖を交互に重ねるだけの簡単仕事。
今年は子どもたちの「もっと飲みたい!」に応えて、4kg分仕込みました。

氷砂糖のすっきりした感じのものと生活クラブの茶色いお砂糖でまろやかな感じのシロップを仕込みました。

私も一年中飲みたい。

青梅を砂糖に漬けている様子

茶色いお砂糖と氷砂糖で

1週間後こんな感じに。

茶色いお砂糖のほうは発酵して泡が出てきたけど大丈夫かな?

とりあえず密閉蓋を開けて様子を見ます。まだお砂糖が溶けていないので。

氷砂糖のほうは、もう少しお砂糖が溶けてから火入れをして発酵止めをしたいと思います。

1週間後の梅シロップの様子
梅エキスが出て氷砂糖がだいぶ溶けてきた様子

梅干し:カメで漬ける、昔ながらの保存食

今年の目玉は、甕(カメ)で漬ける梅干し

プラ容器ではなく、重みと湿度をしっかり保ってくれる甕に初挑戦。

まず、黄色くなるまで置いておいた梅を水でじゃぶじゃぶ洗い、

ヘタの部分を取ります。

完熟梅のヘタをとった様子
完熟になった梅。かわいい


その後焼酎でじゃぶじゃぶ洗い、

塩と梅を交互に入れるという恒例作業。

緊張が走ります。

これだけやったのだからかびないで。

かなり選別も厳しくしたし。

茶色くなるのもしょうがないらしい。

塩と梅を交互に入れている様子

甕と梅。なんかいい

とにかく重いものを乗せてさっさと梅酢を上らせます。

豆乳の6本パックと漬物おもし、ペットボトル2本乗せました。

甕に重しをしている様子
何でもかんでも乗せて

2日ほどでこんな感じに。

梅酢が上がってきたところ
この時点ですごくいい香り

梅酢の上がりも早くこれで一安心!じっくり熟成される様子に毎日ワクワクしています。


サステナブルな梅しごと

梅仕事は道具選びにもこだわりたい。

  • ガラス容器:洗いやすく、におい移りなし
  • 甕(かめ):自然の力を活かして美味しさUP
  • 庭で採れた赤じそ:こぼれ種から自然に育ったものも一部使用。

梅しごとのおすすめ本

暮らしを見つめ直すきっかけにもなります。

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