◆ お散歩中に見つけた宝もの
春のある日。ぽかぽか陽気につられて、子どもたちとお散歩へ。
実家の畑のすみっこで、咲き誇るたんぽぽにふと立ち止まり、「これ、実は食べられるんだよ」と何気なく言ったら……
「えっ!たんぽぽっておやつなの!?」と、子どもたちの目がキラリ。
そう言われたらやるしかない。
たんぽぽで“はちみつ風”を作ってみようじゃないか!
◆ 材料(だいたい家にあるやつ)
- たんぽぽの花(黄色い部分だけ。ワタになってるやつはNG。2日くらい放っておくと綿毛になるので注意)
- 水(煮る用)
- 砂糖(グラニュー糖、きび糖、てんさい糖、お好きな子)
- レモン(ちょっと大人っぽくなる)
◆ 作り方(ざっくり言うと「煮る」)
- たんぽぽの花びらをせっせと摘む(虫チェック忘れずに)
- たっぷりの水で優しく洗って、お花とレモンを小鍋にイン
- お水を入れて沸騰したら砂糖を入れてコトコト40分くらい煮る
- 花びらとレモンをざるでこして、煮汁だけを鍋に戻す
- 弱火でじっくり煮詰める
- とろ〜んとしてきたら完成!(冷めるとさらにトロッとする)
※ 煮詰めすぎ注意。
※ 火加減は“カレーのルウが最後に焦げる感じ”を想像して調整。
◆ どんな味?どう食べる?
ふわっと花の香り、ちょっぴり柑橘、あとからくるやさしい甘さ。
子どもにも「蜂蜜みたい!」と好評でした◎
おすすめの食べ方:
- トーストにぬって春気分
- ヨーグルトにちょい足し
- 紅茶にひとさじで花茶風
- アイスクリームにたらり(地味に最高)
◆ 子どもと一緒に作ると楽しい
花を摘んで、においをかいで、色の変化にワクワクして。
最後は「これ、たんぽぽからできてるんだよ」と言ったら、
「たんぽぽ!?」とびっくりしていました。
◆ おわりに
その辺の草でも、ちょっとした“ごちそう”になる。
買わずに、拾って、作って、食べて。
そんな春のあそび、ぜひお試しあれ。
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