うみちゃんやまちゃんです。
サスティナブルな手作りライフを楽しんでいます。
ゴールデンウィークになると大きくなりすぎているたけのこがあります。
それを使って竹皮とメンマを作ってみたいと思います。
たけのこの収穫
どうしようもなく大きくなってしまったたけのこをとってきました。
竹皮を作るには、竹になりかけのものを使うのが良いのかもしれませんが
今回はこれを使ってみます。
メンマは 台湾や中国などの本場の作り方は120センチ位の麻竹(まちく)で つくるそうで、
今回は孟宗竹ですが、 同じ位の大きさのもので作ってみたいと思います。
竹皮を作ろう
毎年こどもの日には、 義理のお母さんが 肉ちまきを作ってくれます。
もち米を竹皮に包んで蒸したものなのですが、
竹の香りがとてもよく、 とてもおいしいです。
竹皮は なかなか売っていないそうで、東急ハンズまで行き買ってくるそう。
竹は実家の山にたくさんあるし、これって作れるんじゃない? と思い、
調べてみると結構簡単そう。
今年のこどもの日はもう終わってしまったので、
肉ちまきには間に合わなかったけど、
これでお肉を包んだり、 おにぎりを包んだりといろいろ使えそう。
竹皮について
竹は水分を 大量に出ながら成長するため
たけのこを守っている竹の皮には殺菌防腐が必要なため、
そういった作用が竹皮には備わっているらしい。
おにぎりを包むの時の 水分が抑えられ長時間おいしさをキープできることや、
焼いたり煮たりする時にも使えるらしく、
使用した後は水で洗って再利用できる。
たけのこの皮を干す
まずたけのこから皮を外します。
それを産毛とか土とかあるのでよく洗います。
くるくるな状態なので伸ばすためにチラシに1枚ずつ挟んで本などを乗せて重しにします。
1日ほど重しをしたら洗濯バサミなどに挟んで干します。
くるくるが治って、平になりました。
しっとりしていた竹皮も干していくうちに乾燥して少しだけいい香りがしてきました。
この作業を3回ほど繰り返し、竹皮からの香りが強くなったら出来上がり。
早速この竹皮におにぎりと卵焼きを乗せてみました。
なかなかいい雰囲気です。
ほんのり竹の香りもおにぎりに移り、
食べるときにふわっとかおります。
竹皮でさらに包んでみました。
そのままでは乾きすぎているので、
1時間ほど水に浸してから、
水に戻したら、包むときに必要な紐になる部分を裂いておきます。
繊維に沿って裂けばきれいな紐状に裂けます。
おにぎりを配置して、漬物とか添えたかったですが
なかったので海苔の佃煮を。
おにぎりの端を目安に包むところに折れ線つけておくときれいに包めました。
しっかりめに織り込むのがポイントのような。
そのあと紐を巻きつけ出来上がり。
縦25cm、横10cmくらいの竹皮におにぎり2個くらい包めました。
このままお弁当として持っていけます!
抗菌作用ありなので夏でも腐りにくい!
おまけにお米にいい香りもうつり、いい感じに水分も保たれている、
ゴミも出ないなど一石四鳥です。
メンマを作ろう
本場のメンマは麻竹で作るもので、放っておくと発酵するそうですが、
日本のたけのこはそういうものは無いようで、
米のとぎ汁に入れて発酵させると言うやり方を見つけたのでそちらを参考に作ってみました。
材料
- 大きくなりすぎた筍
- 塩 可食部たけのこの10%の量
- 米のとぎ汁
作り方
- たけのこを茹でてアク抜きする
- 容器にたけのこが被る位の米のとぎ汁、たけのこの重さに対して10%の塩を入れる
- 3日間常温で放置する
- 3日経ったら取り出して洗わずに食べやすい大きさに切る
- ざるに入れて5日ほど天日干しする
4.7キロあったたけのこも600グラムほどになりました。
これを2日ほど水に戻してごま油、みりん、醤油、砂糖で味付けをしたらメンマの完成。
発酵しているおかげかメンマ独特の風味があります!
炒めたのですが、ちょっと硬いところもあったので煮汁に入れて煮たほうがいいかも?
干してあるので長期間保管できそうです。
これでいつでもメンマが食べられる!
まとめ
- たけのこは大きくなったものでも竹皮、メンマ作りに活かせる
- 竹皮を作る際はほぼ竹になっていて、皮だけ残っているようなものを使った方が産毛が少なく、乾いているので作りやすかったかもしれない
- 竹皮は洗って繰り返し使える
- 竹皮で蒸し料理などをするととてもいい香りがついて最高
- 本格的なメンマ作りは発酵が決めて!
- 一度作っておけば1年中メンマに困らない
大きくなりすぎたたけのこ、誰も見向きもしないけど、メンマ、竹皮に活用することができます!
一度やってみる価値ありです!
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