うみちゃんやまちゃんのうみちゃんです。
今回はジーマミー豆腐を作ってみようと思います。
ジーマミー豆腐とは
ジーマミーとは沖縄の方言でジーが地、マミーが豆のことで地豆、つまり落花生のことです。
落花生の絞り汁に芋くず(さつまいもデンプン)を混ぜて作ります。豆腐とはいうものの大豆は使わずに、胡麻豆腐に近い食品で、もちもちした食感とピーナッツの香りが特徴的です。
お酒のお供として食べることもあれば、デザートとしてたべることもあります。お酒のお供としては、普通のお豆腐と同じように、おろし生姜やわさびをのせてお醤油で食べます。デザートの場合、冷やしたジーマミ豆腐の上から、醤油と砂糖の甘辛タレをかけてプリンのように食べます。
以前、沖縄旅行でジーマミー豆腐の揚げ出し豆腐を食べた時、さくさくの衣のなかからふわふわの豆腐がでてきて、衝撃を受けました。それ以来沖縄料理屋にいく時には必ずジーマミー豆腐の揚げ出し豆腐を食べるようになりました。
ジーマミー豆腐を作ってみよう!
ジーマミー豆腐は生の落花生と芋くずで作りますが、普通のスーパーではなかなか手に入りません。
落花生の代わりにはピーナッツバターと豆乳を使い、芋くずの代わりには葛粉を使ってジーマミー豆腐を再現したいと思います。
ジーマミー豆腐の材料
- 無調製豆乳 400ml
- 水 200ml
- ピーナッツバター 75g
- 葛粉 60g
- 塩少々
ピーナッツバターが落花生の香りを出してくれ、豆乳がコクを出してくれます。豆乳600mlにするとより濃厚な味わいになりますが、少し水を入れたほうがプリンっとした食感になります。
ジーマミー豆腐のタレ
- 醤油 大さじ1
- みりん 小さじ1
- 酒 小さじ1
- 砂糖 小さじ1
上記を材料を鍋に入れ、軽く煮詰めればタレの完成。
ジーマミー豆腐のレシピ
1.ピーナッツバターをボウルに入れて、豆乳を少しずつ加えながら溶かしてのばします。
2.水、葛粉、塩を加えて、ざるでこし、鍋に入れいます。
3.弱火にかけて、鍋底が見えるくらいのとろみがつくまで15分程度絶えず混ぜます。
4.水でさっと濡らした容器に入れ、氷水にあてさましてから1〜2時間程度冷蔵庫で冷やし固めます。
5.固まったジーマミー豆腐を一口大に切り、タレをかけたら完成です。
いざ!実食!
食べてみると・・・
ぷるんとした食感で口の中にピーナッツの濃厚な味が広がります。ピーナッツバターと豆乳で見事にジーマミー豆腐が再現することができています。
少しわさびをのせると料亭ででてくる胡麻豆腐にも負けない上品な味わいです。
そのまま食べても十分美味しいですが、少しアレンジして揚げ出し豆腐にするのもおすすめです。片栗粉と小麦粉を1:1で混ぜて、ジーマミー豆腐にまぶして、多めの油でさくっと揚げ焼きにします。だし汁、醤油、酒、みりんを混ぜて、かければ完成です。表面のさくっとした食感と中からのとろっとした豆腐が出てきて病みつきになります。
ジーマミー豆腐を作る工程も意外と簡単で材料を混ぜて、火にかけて、固めるだけ。子供と一緒に楽しく作ることができました。冷やす時間を除けば1時間もかかりません。子供のおやつとしてもいいと思います。もしよかったらみなさん作ってみてください。
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