ぽかぽか春の日差しのなか、子どもたちと一緒に「お茶がり体験」へ。
茶畑に入って一芯三葉を探しながら、
やわらかな新芽をひとつひとつ手で摘んでいく作業は、まるで宝さがし。
しかし他の参加者さんに比べてたくさんとりすぎて少し恥ずかしい思いをしました・・・。
◆ お茶工場も見学できました
摘み終えたら、工場の見学も。
蒸す→揉む→乾かす…と、想像以上に工程が多くてびっくり。
「毎日の一杯が、こんなに手間ひまかかってるんだ」と実感。
◆ “お茶もみ”体験で自分のお茶を作ってみる
その後は、蒸した茶葉を自分の手で“もみもみ”。
手のひらをすり合わせていくと、だんだん香ばしいお茶の香りが!
葉の感触が変わっていくのが面白くて、子どもたちも大盛り上がり。
◆ そして…「レンジで作る緑茶」も教えてもらいました!
驚いたのがここから。
なんと、家でも電子レンジでお茶を作れると聞いて、興味津々。
スタッフさんがやっていた方法はこちら:
- 摘んだ茶葉を洗って水気を取る
- キッチンペーパーを敷いた耐熱皿に広げて、ラップなしでレンジ加熱(600Wで2分 → 揉んで → 再加熱1分チンを数回)
- カラカラに乾いたら完成!
▲ 簡単なのに、香りもちゃんと“緑茶”!なんか抹茶の匂いもするような。
これは子どもたちでも作れる簡単さ。
自宅に帰ってからも早速チャレンジしてみました。
◆ 家でもチャレンジ!レンチン緑茶&紅茶
▼ おうちで緑茶づくり
体験で教わった方法を元に、家でも再挑戦。
- 洗って水気をふいた生葉を電子レンジで少しずつ加熱
- 焦がさないように様子を見ながら、パリパリになるまで繰り返す
- 最後に手で優しくもんで完成!
▲ 淹れてみたら…ちゃんと緑茶!
摘んだばかりの新芽を自分で仕上げた味は格別。
少し青さはあるけど、それもまた“春の味”です。
飲んだ後に甘さが感じられてすごくおいしい・・・。
▼ 紅茶にも挑戦!
さらに応用編で紅茶づくりにも挑戦してみました。
- 茶葉を半日干し、ぎゅうぎゅう揉んで、ビニール袋のなかで1日ほど放置(発酵)
- 紅茶のような香りがしてきたら、予熱したオーブン120度10分で乾燥
▲ 自分で作ったと思えない完成度!
ふんわり甘く、渋みも少なくてとても飲みやすい。
「紅茶って発酵なんだ!」と知ることができたのも面白い発見でした。
しかし持ち帰った茶葉が多すぎて作るのに一苦労しました・・・。
お茶は買うに限るかもしれない・・・。
◆ まとめ:お茶は“飲む”だけじゃなく“感じる”もの
ただのお茶だと思っていたけど、
摘んで、揉んで、作って、飲んで…と全部を体験すると、お茶そのものに“物語”が宿る気がしました。
「食べる」って、「誰かが育てたものを、大事にいただくこと」。
今回の体験は、それを子どもたちにも伝える絶好のきっかけになりました。
よかったらぜひ、皆さんもやってみてください
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