手作りシリーズvol.4 梅干しをつくろう!

手作り

毎年恒例の梅干し作り。

1年間分の梅干しを作り、冷たいお茶と一緒に食べて暑い夏を乗り切ったり、何かをもらった時の相手が気構えしないお返しや、友人に会った時にお裾分けしたり、冬は梅茶にして飲んで風邪予防などなど大活躍の自家製梅干しです。

梅干しは、梅酢があがってしまえば、あとは放っておくだけでほぼできる。

だから、不器用でも、子育て中で忙しい場合でもほとんど手間なしなので作りやすいと思います。

梅畑で梅の収穫

特に手入れも草刈りもしていない放置状態の実家の梅畑。

去年あたりは2月に剪定をしてみたら大きな梅が取れたけど、今年はやってないからか小ぶりでした。

下にブルーシートを敷いて揺すって落とすんだ!とか、

軽トラを木の下に持ってきて荷台に落とすんだ!とか、

田舎で農作業素人っぽい若者が作業をしていると近所の方が集まってきていろいろ教えてくれたりする…

自分のやりやすいようにやってみるから放っといて…とも思ったり…

何か道具を貸してくれることもあるので助かることもあります。

梅の収穫4年目。

収穫の時は下が草だらけなので、自分で小さなカゴを持って梅をちぎっていくというのが今のところ一番効率がいいです。

梅、特に収穫もされずぼとぼと落ちてそのまま土に帰っていくような光景もよく目にしますよね。

私は梅が好きなのでもったいないなぁ〜とすごく思います。

実家の梅畑の梅も祖母が梅を取らなくなってから数年は放置状態でしたが、祖母の作っていたような、塩からーい田舎風の梅干しが食べたい!という思いから収穫し、梅干しを手作りするようになりました。

市販の梅干しは甘すぎて好きじゃない。

手作りの田舎のおばあちゃんの塩辛い梅干しが好きです。

収穫後、追熟〜塩漬け

追熟

今年の梅は20kgほどでした。

そんなに状態がいいものでもないけど家庭で食べるものだから問題なしです。

段ボールに緑色の状態から置いておいて1週間ほどで 完熟になりました。

熟していくに従って甘くていい香りが漂います。

その香りを嗅ぐと、 また今年も梅仕事をする季節が来たなぁ としみじみ思います。

梅が熟したら、 とりあえず洗って汚れを落とします。

その後 よく水気を切り、 梅のヘタを取ります。

梅がたくさんあるときはめんどくさいので取らずにつけてしまうこともありましたが、 カビが生えたりすることなどはありませんでした。

ちょっと汚いものもありますが、色の問題なのでこのまま全部漬けます。

塩漬け

ホーロー容器の方が酸が強い梅には良いのだろうけど、ホーロー容器が高くて買えない…

梅が熟してしまったのでとりあえず早く塩漬けにせねばと思い、持ってるプラ容器で漬物袋が残ってたのでそれを使って漬けました。

でもやっぱりプラ容器でつけるのが気になったので、梅酢が上がってから持ってる果実酒瓶に入れてみました。

そのあと赤紫蘇を塩で揉んで入れます。

4kg漬けて、果実酒瓶1個半分くらいで入りました。

半分の方は去年の梅酢も混ぜてしまいました。

ちょうど梅も全部梅酢に使って良い感じになった!

瓶に入る 重しがなかったので梅干しが入った瓶を入れました(笑)

あとは梅雨が明けるまで放置。

明けたら3日くらいほすだけです。

ついに梅雨明け!土用干しする

竹ざるがないので毎年葦簀の上で干してます。

毎年作るなら買えばいいかもしれませんが…

とりあえずこれで事足りてるのでこのままです。

あんまりきれいに漬かっていないものもあるけどまあいいやということで3日待ちます。

干し上がりました!1つ食べてみるとまだ少し酸味は強いですがいい塩梅。

梅酢も干しました。

たまに醤油代わりに魚の煮物に使ったり、これで新生姜やみょうがを漬けたりあると重宝します。

実家の山でたくさん茗荷が取れたので梅酢で漬けました!

そのまま食べたり、ちらし寿司、カレー、焼き魚の添え物に重宝しそう。

干した直後の梅干しは数ヶ月置いたほうがいいともいいますが、私はその直後から食べ始めます。

1年に1回のイベント、梅仕事。

季節が感じられて、手間をかけて作ったものが長い間楽しめるし、その割にそこまで手もかからない、子どものお手伝いにもなる梅干し作り、とってもおすすめです!

梅干し作りを楽しもう!

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