柿仕事〜干し柿と柿酢作り

エコ

うみちゃんやまちゃんです。

日々サステイナブルでクリエイティブな手仕事を楽しみたいと模索しています。

今回は日本のこの時期ならではの柿を使って保存食を作ってみました。

干し柿作ろう

柿の保存食といえば干し柿。

子どもの頃は全然好きではなかったけど、大人になって食べてみたらおいしいと感じるようになりました。

柿の木はあるけど渋柿の木はないので産直市場で購入

40個近く入って500円もしないくらいで買えました。

これは買い!と思い、購入。

干し柿作れるタイミングを見計らっているうちに3日ほど放置していたのですが、

干し柿作るときは硬い柿の方が 作りやすいらしく、

熟したら大変!と思い、子どもが寝静まった夜に皮を剥き始めました。

剥けました!

後はヘタのところに紐をつけて吊るせばいいだけでしょ〜

思っていたら、今更気づいたのですが、ヘタに枝が残ってないものがほとんどで紐をつける場所がない・・・・

どーしようかと色々調べたら、なくても吊るす方法はあるようで、

柿を串刺しにして干すという手法を選択。

竹串、ビニール紐が家にあったのでそれで作成。

これだと柿が乾いてきて、竹串の穴が大きくなったりして、柿が落ちてしまったりしないかとやや心配・・・・

とりあえず吊るすことはできるのでカビが生えないように酢を入れたお湯にドボン。

酢とお湯の量は適当・・・

味噌を作るように買ったホーロー容器7Lにお湯を半分くらい入れて酢を2回しほどしました。

10秒ほど浸けて取り出し、ささっと物干し竿へ。

家の中でもできるらしいですがやはり外がいい!

この光景、とてもほっこりしますね〜

あとはお日様、風に当ててかびないように祈るだけ・・・

3日ほど経過

ん〜、かなり干し柿らしくなってきた!

シワとかちょっと黒い感じとかいい感じ!

それに竹串も取れるどころか柿と一体化してよりしっかりくっついている。

このままあと2週間ほど干します。

途中で柿を揉むという作業があるようで1週間ほど干してから強めにもみもみ。

3日後くらいにまたもみもみ。

雨が少し降る日がありましたが、そのまま出しっぱなしでもいいという人もいるんですけど、

心配なのでその日は家の中に取り込んで、また晴れたら出して、

2週間ちょっと経過

何だか良さそうなのでこれで完成としました。

途中雨が降ることが2回ほどありましたが、カビも生えることなく完成しました。

味は・・・外はもちっと、中がねっとりして渋みもなく美味しい干し柿になりました!

再利用の保存袋に入れて冷凍保存します。

そのまま食べたり、お菓子作りに使ったり、クリームチーズを中に入れたりしておせちの一品としても利用したいと思います。

一瞬干し椎茸っぽい。

暮しの手帖に載っていたなかしましほさんのウィンターアースケーキを干し柿入れて作ってみました。

ラム酒に干し柿を1日以上つけてから作ったのですが、なかなか美味しくできました。

柿酢を作ろう

実家の畑の周りにある柿の木、ほとんど放置で、小さいですがたくさん実をつけます。

収穫は楽しく子どもも嬉しそうに採ってたくさんもらいました。

柿、最初のうちは珍しいようで子どもも美味しいと言って食べてくれたのですが、

飽きてきたようで、しばらく放置していたらぽちゃぽちゃな柿になってしまったので

柿をたくさん消費できる柿酢を作ることにしました。

調味料、自分で作れるのうれしい。

調べると柿酢は柿だけで作れるようで、

柿の表面についている酵母菌、酢酸菌などの力で発行するようですので、

柿をごしごし洗ってはいけないようです。

スーパーで売ってる柿は綺麗に洗ってあるから使えないよう。

参考にしたのはこちらの動画

柿酢作り

用意するもの

  • 庭などで収穫した柿
  • 柿を拭く布巾
  • 柿を入れる瓶かホーロー容器

作り方

  1. 柿をさっと拭いてヘタを取り4つ割にします
  2. 切った柿を保存容器に入れます。
  3. 2、3日に1回混ぜながら1ヶ月待ちます。

外で作業するとゴミの散らかり気にならない
傷んでるとことは切って避ける

こんな感じでヘタを取る
切ったら保存容器にどんどん入れる

下手や傷んだ部分はバケツにまとめて庭にコンポスト
紙で覆って紐で縛って蓋をして保管

作業時間20分ほどで完了。

外でやると散らからないからほんといい〜コンポストもすぐできる

あとは1ヶ月混ぜながら待ちます。

3日ほど経過。白っぽい泡が出てきました。

香りはフルーティーです。

10日経過。柿の原型無くなってきた。

でも泡立ちはまだあります。まだお酢ではない。

香りは酸っぱい感じ出てきました。

20日ほど経過。泡立ちなくなりました。お酢になった?

香りもお酢っぽい。いい感じ!

1ヶ月経過したので濾します。

まずはざっとざるにあげて大きい塊を避けます。

柿酢が濾される度ぴちゃぴちゃ音がしてかわいい

丸1日経過し大まかに濾しました。

まだ沈殿物があります

次は布巾をかまして濾します。

こちらも丸1日放置しこんなにきれいな色の柿酢が!

あんなにたくさんだった柿から量はこれだけになりましたが

20数個の柿から1L程できたような?

調味料を自分で自給できたうれしさはこの上ない。

残った柿の残渣はコンポストへ。

柿酢は空気に触れる部分が多いといけないらしいので瓶いっぱいにして保存。

細口便のほうが良さそうだけどないのでとりあえずこれで。

煮沸消毒して保存するのもいいようですが何もしてないほうがなんかいい感じなのでこのまま冷蔵庫で保管したいと思います。

熟成してくると色もだんだん濃くなるようで、その変化も楽しみたいです。

紅白なますを作ってみました。

大根、にんじんを千切りして塩をかけ柿酢をかけただけ。

柿酢は甘いので砂糖いりません。

甘味もちょうど良い。

まとめ

  • 干し柿作りは意外と簡単でそのままたべてもおいしいし、加工して色々使える。
  • 渋柿は安いので干し柿作ればコスパ良し
  • 柿がたくさん取れたら柿酢を作ると大量消費できる
  • 柿酢作りには買ってきた柿は使えない
  • 自分で調味料を自給できると満足感がこの上ない
  • 柿酢は放っておけばいいので本当に簡単

干し柿、柿酢作りは自分のライフワークになりそうです!

おすすめの本

色々参考になること、憧れの生活載っています。

中島デコさんのブラウンズフィールド行ってみたい。

こんなお家を目指したい。知恵がたくさん。

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