何気ない日も特別になる!季節の行事を楽しもう〜お月見編〜

手作り

うみちゃんやまちゃんのやまちゃんです。

サスティナブルな手作りライフを楽しんでいる2児の母です。

何もない日々でも特別になるので季節の行事を楽しむのが好きです。

定番な行事しか意識してきませんでしたが、これからは自分の国の伝統的な行事を大切にしたいです。

そして、環境のこと、ゴミゼロ、手作りを意識して、なるべくあるもので楽しむ方法を実践してみたいと思います。

今月はお月見を楽しみたいと思います!

中秋の名月とは

旧暦では7、8、9月が秋で、8月はその真ん中に当たるので中秋といいます。

中国では唐の時代から、旧暦の8月15日の夜に満月を眺める中秋節を行っていたそうです。

この風習が奈良時代などに日本に伝わり月を眺めて楽器を演奏したりしたようです。

新暦ではそれが9月中旬ごろで里芋の収穫と同じことから芋名月とも言います。

収穫した米でつくった月見団子、里芋、栗などの収穫物を供えてススキをかざって月が出るのを待ちます。

ススキを飾るのは、この頃まだ稲穂が出ていないので形が似ているススキを飾ったとも言われています。

なるほど〜。

ちなみに2021年の十五夜(中秋の名月)は9月21日。

日本に生まれて、なんとなく行事としては知っていましたが、どうゆう意味があるのか、どういう起源、歴史があるのかなどは全く興味を持ってこなかったことを恥ずかしく思います・・・

これからは自分の国、地元についてもう少し興味を持ったり、勉強したりしていきたいです。

お月見団子と秋の七草

中秋の名月で供えるのはお団子、季節の収穫物、秋の七草があります。

お月見団子

お月見団子もそれぞれ地域で違うようで、関東では一番イメージする人が多いと思われる丸くて白色のもち、

関西ではしずく型でそれにこしあんを巻きつけたものなどあるよう。

私が住んでいる愛知県では芋名月にちなんで、里芋型の茶色、ピンク、白のもちを食べるそう。

全然知らなかった・・・!

茶色は皮のついた里芋、ピンクは子供の好きな色、白は里芋の皮無しバージョンだそう。

食感も普通の団子ではなくてういろうみたいな感じらしい。

季節の収穫物

秋といえば、里芋、栗、かぼちゃ、ぶどう、柿などが旬。

里芋は家庭菜園で作ってるけどまだ収穫できないかも・・・

冷蔵庫にある食べ物でも飾れば現代版お月見季節の収穫物になるかな。

秋の七草

春だけでなく秋にも七草があります。

お月見の時にはこれも飾ると良いそう。

ススキも秋の七草の1つで尾花(オバナ)と言い、ほかに萩(ハギ)、葛(クズ)、撫子(ナデシコ)、女郎花(オミナエシ)、藤袴(フジバカマ)、桔梗(キキョウ)です。

萩は探してみると街路樹の下などにけっこう生えてます。

葛はそこらじゅうにある。

ススキはなんとかあるけど、十五夜の時に咲いてるかな・・・

他の植物はかなりの確率で見つからないはずです。

その時に生えてる花ならなんでもいいでしょう!ということで七草でなくてもおり混ぜて花束を作りたいと思います。

お月見団子を作ろう

お月見団子、やはり地元の文化も大切にしたいので名古屋っぽいものを作りたいと思います。

冷蔵庫に半分だけ残っていた白玉粉、おしろいとして使って残っているコーンスターチ、白玉粉が少なかったので残り物の冷やご、常備してる片栗粉を使います。

こちらのレシピを参考にさせていただきました。

名古屋のお月見団子

レシピ

  • 白玉粉 100g
  • コーンスターチ 40g
  • 冷やご飯 100g
  • 片栗粉 30g
  • お砂糖 100g
  • 水 100ml

作り方

  1. 全部鍋に入れ混ぜる
  2. 均一に混ぜたら中火をつけて固まるまで混ぜる
  3. 固まってきたら弱火にし混ぜ続ける
  4. ある程度固まったら冷ます
  5. 里芋型に成形する
  6. 蒸し器で20分蒸す
冷やご飯は潰す
鍋に入れた
混ぜ続ける
大体固まったかな?

茶色とピンクと白が名古屋流とのことでしたが、茶色はあれなのでおやつ用に蒸してあるカボチャを練り込みました。

きれいな黄色になりました。

伝統も大切ですが、あるもの活かしてきれいな色作れたからいいや。

ピンクは以前一升餅を子どもに作った際に梅酢を使ったのですが割といい感じになったのでやってみました。

ほんのりピンクです。

このくらいでよしとします。

あとは蒸して出来上がり。

なのですが成形の段階からすごくトロトロでなんだか雲行きが怪しい・・・

蒸してみるとドロドロになってて、写真を撮るのも忘れて必死に整形した結果がこれです・・・

片栗粉で必死に固めた

上から白、黄色、ピンクのつもり・・・

昔おばあちゃんの餅作りを手伝った時のことを思い出し、とりあえず餅取り粉になる片栗粉をまぶしてころころ。

見るも無惨です・・・

水の量が多すぎたんですかね・・・

でもとりあえず形になったのでよしとします。

なんでもトライアンドエラーで、次の機会にこの経験を活かします。

息子にお月見団子を食べようと豪語してしまったのでこれだけでは顔向けできない・・・

ので急遽残ってた冷やご飯とカボチャをつぶして片栗粉も適当に入れて焼いて雨垂れをかけた

お餅もどきを作りました。

これを作ってよかった!

息子はお餅もどきはよく食べてくれた

餅取り粉まみれのお餅は・・・

思ったより美味しかった!

薄甘でもちもち。

ういろうではないけど。

急遽つくったカボチャお米お餅は・・・

かなり美味しかった!

適当に作った割にまた作りたくなるくらいでした。

季節の収穫物〜今あるものを使ってそれらしく〜

今、我が家の庭で収穫できるものといったらしそ、バジル、終わりかけのピーマン、早いけど里芋・・・くらいです。

とりあえず収穫します。

里芋あるかな?
里芋発見!

それと冷蔵庫にある秋っぽいものって言えば・・・さつまいもがありました。

あとはみかんが1つ。

みかんも早生みかんとかって最近出てきてるから季節感ありということに。

お重に入れたら少しは雰囲気出たかな?

秋の七草は見つかるか?

息子の自転車の練習に付き合いつつ、公園に行って植物を探してみました。

公園に行くと思ったより植物っていろいろありますね。

ないかと思っていたススキもなんとかゲット。

庭の草木もおりまぜて。

こんな感じになりました。

秋の七草のススキ、ハギ、クズは入れられました。

あとはヒメジオン?、ユーカリなどを入れて、我が家のお月見のお花が完成です。

こんなんでもまとめて飾れば思ったより雰囲気がでた!

お月見をしよう!

2021年の中秋の名月は9月21日。

今年は8年ぶりに満月と重なるそう。

でも私が住んでいるところは夜になって雨がパラパラ降ってきました・・・

お月さん見えません。

とりあえずお餅、季節のもの、お花を一緒に飾ってみました。

影がある方がお月見っぽい。

月はないけどなんかお月見っぽい

昨日はとてもきれいな月が見えたのですが、今日はあいにくの曇り空で見えず。

肝心のお月様なしのお月見。

残念です・・・。

まあ、とりあえず雰囲気を味わえたし、お餅も家族で楽しく食べられたのでよしとします。

たぶんそういうのがこの行事では大切なんだろう!と思うことにします。

何かを特別に用意しなくても、今あるものを使ったり、ないものは手作りしたり。

そうすれば、なんとなく雰囲気が出て、特別な感じを味わうことができると思います。

何気ない日常も一工夫で特別に!

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